パパラク研究所

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イチローが小学生に語った、成長に関する本質的な思考原理

イチロー杯と、小学生に向けた名言

知らなかったのですが、メジャーリーグでもレジェンドになっているイチローは、毎年イチロー杯なる小学生向けのイベントを開催しているみたい。そのイベントの時の小学生へのイチローのメッセージが秀逸だ。

今年の僕がみんなにかけてあげられる言葉を少し探してみました。今年メジャーリーグで3000というヒットを達成することができました。こういうことがあると、たくさんの人から褒めてもらえます。そして、イチローは人の2倍も3倍も頑張っていると言う人が結構います。でも、そんなことは全くありません

人の2倍とか3倍頑張ることってできないよね。みんなも頑張っているからわかると思うんだけど。頑張るとしたら自分の限界…自分の限界って自分で分かるよね。その時に自分の中でもう少しだけ頑張ってみる。ということを重ねていってほしいなというふうに思います

 

ポイントは、大きく二つあるかな、と思う。

  1. 誰かと比較して頑張るのではなく、自分の限界を超える
  2. そして、その限界を超えることを積み重ねる

子供にわかる言葉で話しているのだけど、成長や成功を勝ち取るための本質的な思考・行動原理に迫っている名言。こちらは、子育てをしている親だけでなく、能力開発をするマネジャーアップの方々も、その意味合いに迫ってみるのがよいかもしれない。

イチローの名言の解析

まず、一つ目についてですが、誰かと比較することが曖昧であり、自分を超えることは明確であるということ。誰かの何かは、ある時目にしたり耳にしたりした何かでしかなく、曖昧な情報だ。でも、その曖昧な情報に囚われて、自分の行動や思考をコントロールされることは少なくない。あたかも、それが絶対的な基準であるかのように。

その比較を基に考えたり行動することに警鐘を鳴らしていることがとても本質的だ。そんなことではなくて、自分と対峙し、昨日の自分よりも今日の自分、今日の自分よりも明日の自分、といったように、自分を超えることにこだわる、というのがイチローのすごさの一端だと思う。

そして、二つ目の積み重ねる、という点。イチローが偉大なプレイヤーになったのは、継続性とは切っても切り離せない。有名な話だ。その継続性について、子供たちも柔らかにお話したわけですね。毎日継続することがやはり大事。

これらを、少し図示化するとこんなイメージになる。

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子供といかに接するべきか

こちらにも書いたが。

paparaku.hatenablog.com

要は、子供自身の頑張りにフォーカスしたコミュニケーションをするべきだろう。結果でもなく、その結果における誰かとの比較でもなく、その子の頑張り、そして、昨日にはできなかったかもしれない頑張りのデルタにフォーカルして、褒める、ということ。

本来的には、子供が、自分自身の頑張りを客観的に見つめ、そこから学びを得る、というPDCAのサイクルが回ることが大事なのだろうけれども、とある年齢でそれができるかどうかはわからない。親として、そのようなサイクルが回るようなコミュニケーションリードをすべきなのだろう、とか思ったりする。

恐らく、日本人の中で、最も世界で成功した一人だろう。少なくともスポーツの中ではイチローに並ぶ人はいないのは断言できる。そんな彼の本質的な行動や思考の原理に迫れる話だな、と思った次第でした。